東京大学坪井貴司研究室

研究内容

神経細胞や内分泌細胞は、体外の様々な刺激を感受して、神経伝達物質やホルモンを開口分泌します。開口分泌された神経伝達物質やホルモンは、記憶学習、愛着や食欲といった高次精神活動に関与するだけでなく、体温、血圧、体液量や血糖など生体恒常性維持にも関与し、ヒトを含めた様々な生物の複雑な生命現象を操っています。当研究室では、複雑な生命現象をあやつる神経伝達物質やホルモンの「開口分泌反応の制御メカニズム」蛍光センサープローブ開発やバイオイメージング可視化解析技術を用いて細胞・個体レベルで明らかにすることを目指しています。研究対象は、脳神経細胞、消化管、内分泌器官、蛍光センサープローブです。

研究概要

1.開口分泌反応の調節メカニズムを探る
 ・ホルモンや神経伝達物質の開口分泌反応のバイオイメージング解析

2.「第二の脳」である腸の不思議を探る
 ・腸内細菌代謝産物による消化管ホルモン分泌制御メカニズムの解明

 ・食餌成分による消化管ホルモン分泌制御メカニズムの解明
 ・ホルモンや神経伝達物質による消化管ホルモン分泌制御メカニズムの解明


3.記憶・学習の不思議を探る
 ・線溶系による記憶・学習の調節メカニズムの解明
 ・神経ペプチドホルモンによる記憶・学習機能の機構の解析
 ・線虫を用いた記憶・学習に関与する神経回路の機能解析

4.匂いや味を感じるメカニズムを探る
 ・線虫を用いた匂いや味を感じる神経回路の機能解析

5.蛍光プローブを開発し、疾患の原因を探る
 ・細胞内シグナル伝達を可視化するための蛍光センサープローブの開発

 ・血中や糞便中の微量分子を検出するための蛍光センサープローブの開発 

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